エッセイ

Vol.42 恐竜アクションフィギュアで闘争ごっこ

私がアクションフィギュアと聞いてまず思い浮かべるのは、スターウォーズ等の映画のキャラクター人形ですが、ウィキペディアによると「可動式の関節を備えたフィギュア全般(狭義では人型)」と定義されていて、元祖としてGIジョーを挙げています。この定義に当てはまる恐竜フィギュアとなるとほぼ皆無で、「ジュラシック・パーク」やディズニーの「ダイナソー」、最近では「キングコング」の恐竜フィギュアも各種ギミックは備えているものの、手足は付け根が動く程度。アクションフィギュアと銘打って発売された「恐竜キング」のフィギュアに至っては関節はまるで動かず、それどころか関節以外の動く筈の無い所が可動して、いくら子供相手とは言え手の抜きすぎじゃないかと、これを書きながらまたもや憤ってしまいました。
そんな中、今回紹介する「CARNAGE(TOYSMITH)」社の「ACTION FIGURE DINOSAURS」シリーズは私の知る限りでは唯一の、恐竜アクションフィギュアと言って良い物です。

Toysmith Action Figures

全8種ですが、ヴェロキラプトルとディノニックス、ティラノとギガノト、角竜3種はそれぞれボディが共通です(この辺りはやはり玩具ですね)。何故か肉食恐竜の方が遥かに出来が良く、可動部も沢山有り楽しめます。シリーズを代表して、ヴェロキ、プロトケラ、ティラノ、トリケラに血みどろな闘争を演じてもらいましょう。

田村博氏

田村 博 Hiroshi Tamura

ジャズピアニスト。1953年1月27日生まれ。
恐竜倶楽部草創期からのメンバー。恐竜グッズ収集家として知られる。東京、横浜のライブハウスを中心に活動中。
1996年に、ベースの金井英人のグループの一員としてネパールでコンサートを行った。「開運なんでも鑑定団」などテレビ番組や雑誌に度々登場。「婦人公論」2002年7/22号で糸井重里氏連載の「井戸端会議」で国立科学博物館研究室長・富田幸光氏と対談。千葉県市川市のタウン誌「月刊いちかわ」に、恐竜に関するエッセイを半年間連載。1998年の夏には群馬県と福島県の博物館の特別展にコレクションを提供。2000年夏には福井県「恐竜エキスポふくい2000」にコレクションを提供、サックス奏者、本多俊之とのデュオで、恐竜をテーマにしたコンサートを行った。

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