新恐竜秘宝館

Vol.5 ♪ボディに描いたティラノザウルス♪

80年代のユーミンのアルバム「SURF & SNOW」に収められている「ワゴンに乗って出かけよう」という曲の一節です。古いワゴンをレストアしボディにティラノサウルスを描いて旅に出ようという内容。
今回のテーマは、前回の恐竜電車からの流れで、ユーミンのワゴンの様な恐竜イラスト付き乗り物や、恐竜を乗せている乗り物など、恐竜と乗り物がコラボしたおもちゃ・模型です。You Tube等で「ワゴンに乗って出かけよう」でも聞きながら、お楽しみください。

まずはミニカー。その物ズバリのティラノワゴンが有ったら良かったのですが、残念。(スミロドンワゴンは有りました。)恐竜ペイント・ミニカーは、いずれも「1000円を超えないのが嬉しい」トミカサイズのおもちゃです。

hihoukan_5_1.png 写真 1
写真1はフランスの「マジョレット」製。このシリーズのミニカーは、最近スーパーのお菓子売り場などで300円位で売られているそうです。

hihoukan_5_2.png 写真 2
写真2はスペインのメーカー「GUISVAL」の物。

hihoukan_5_3.png 写真 3
hihoukan_5_4.png 写真 4
hihoukan_5_5.png 写真 5
写真3、4、5はアメリカ「マテル」社の「ホットウィール」。写真3はペイントカーですが、写真4はステゴサウルスが運転している!?写真5は70年代の「チョップサイクルズ」というシリーズの一つで、プテラノドン型3輪バイク。カッコいいです!

hihoukan_5_6.png 写真 6
「ホットウィール」シリーズには、車で遊ぶための「プレイセット」という物があります。
「DINOSAUR MUD PIT」写真6は化石採掘場のジオラマで、セットに入っている特製の泥の中から化石を探して組み立てたり、泥にタイヤの跡をつけたり、車をクレーンで泥から引き上げたりして遊ぶ様です。要するに子供の泥遊びセット?

hihoukan_5_7.png 写真 7
写真7はその組み上げた恐竜骨格と、セットに付属しているオフロードカー。

hihoukan_5_8.png 写真 8

写真8「巨大恐竜T・レックス」はティラノ自体が車を走らせるコースになっているのですが、何しろ全高83cmもあり、組み上げたが最後、手に負えない邪魔物となることは目に見えていますので、箱のまま部屋の隅にひっそりと置いてあります。完成写真はこちらで。
ホットウィールの恐竜プレイセットには他にこんなのがあります。
http://www.paradise-toys.com/16_272.html
http://www.amazon.de/Hot-Wheels-N4730-0-Jurassic-Starter/dp/B001NW24TO

hihoukan_5_9.png 写真 9
さて、2006年の映画「カーズ」は人格を持った車が活躍するレース物アニメですが、主人公のライバル、「ダイナコ石油」の車のロゴマークは恐竜です。このキャラ車のおもちゃはいろいろなメーカーから大小多数出ているのですが、私は手ごろなところでトミカを購入して良しとしてしまいました。写真9

hihoukan_5_10.png 写真 10
この「ダイナコ石油」の元ネタが恐竜をロゴにしている「シンクレア石油」。シンクレア石油とその恐竜グッズに関しては、以前「恐竜秘宝館Vol.35」で取り上げましたが、今回お見せするのは、その後手に入れた「1963年型シボレー・コルベット」恐竜ドライバー付き(1:24スケール)です。写真10

hihoukan_5_11.png 写真 11
テレビや映画の恐竜物で活躍した車両にもう少しだけ触れておきましょう。写真11は70年代の円谷プロ恐竜特撮アニメ「恐竜探検隊ボーンフリー」のボーンフリー号、ブリスターパックの物は当時物。状態さえ良ければお宝なのに…。手前は近年の食玩です。

ジュラシック・パークの車両は種類も多いし、玩具も沢山出ているので、ここですべて紹介するわけにもいきません。割合珍しいと思われるものを2点ほど紹介しましょう。どちらも2作目「ロストワールド」の物です。

hihoukan_5_12.png 写真 12
写真12は老舗モデルカーブランド「マッチボックス」製。恐竜が暴れて車を壊すギミック付き。

hihoukan_5_13.png 写真 13
写真13は「BUSCH」というメーカーのHOスケール、ベンツMクラスです。

hihoukan_5_14.png 写真 14
日本を代表するミニカー「トミカ」。恐竜ペイント車は前述した「カーズ」以外、私の知る限りありませんが、どういうわけか恐竜搬送トラックがシリーズになっています。写真14の左から
「ゆかいなトレーラーセット3」(2002)「ゆかいなトレーラーセット4」(2007)「恐竜搬送車」(2011)
「恐竜搬送車」(2011イベントモデル)
ティラノの復元の歴史が学べます!他に2005年の恐竜博限定で、恐竜博のキャラ「レッチー」を乗せた「レッチートラック」が発売されたのですが、当時、キャラが気に入らず買わなかったのが悔やまれます。

hihoukan_5_15.png 写真 15
写真15はヤフオクで手に入れた、ユタ州セントジョージにある「ダイナソー・ディスカバリー」博物館土産のジープ。この博物館は恐竜の足跡化石で有名です。現地に行かないと手に入らないものなので、私にとってはお宝。

hihoukan_5_16.png 写真 16
この辺で車を離れ鉄道へ。京福電車を紹介してしまったので、残るは「機関車トーマス」。トーマスシリーズには恐竜を運んでいる貨車がいくつかありますが、残念ながら手に入れたのは今のところこれだけ。写真16
恐竜の産状化石を運んできた貨物列車と、博物館駅(?)です。ティラノの骨格、なかなか良いです。

hihoukan_5_17.png 写真 17
ある日、模型店で特別興味も無い旅客機のコーナーの前を通り過ぎようとしたら、ずらり並べられたパッケージの中の赤いラプトルと目が合ってしまって…。私には恐竜グッズを嗅ぎわける特殊能力があるのではと思う事が時たまあるのですが、この時も正にそれでした。1:400スケールのエアバスA320。写真17
エア・カナダの物で、機体に描かれている恐竜は、地元トロントのプロバスケットボールチーム「トロント・ラプターズ」のマスコット、ラプター君です。

hihoukan_5_18.png 写真 18
近年、ディズニー物やポケモンなどのイラストをまとった旅客機が飛び交っているので、恐竜飛行機はあってもさほど不思議はないのですが、さすがに船は無いだろうと思っていたらちゃんと有りました、しかもミニチュアまで。写真18はディフォルメされたチョロQなのであまり船には見えませんが、双胴式の高速フェリーで「ナッチャンWorld」という妙な名前の船です。
どうして私がこの船のことを知ったか?またしても私の恐竜超能力自慢になってしまうのですが、2009年3月6日、初来日した「クイーンメリーⅡ」を見るため横浜港の遊覧船に乗っていた時、雨に煙る大桟橋にふと目をやると目に飛び込んできた恐竜イラスト。

hihoukan_5_19.png 写真 19
慌てて撮った写真がこれです。写真19
後で調べたら、たまたま記念行事のため寄港していたとの事。しかも恐竜イラストは左舷のみなので、左舷を見せていなければ気がつかなかったわけで、なにやら人智を超えるものを感じます。でもまあ、その奇跡の結末が、ヤフオクでゲットしたチョロQ一個というのもこぢんまりしすぎですが。

hihoukan_5_20.png 写真 20
最後に、今回のテーマからは外れますが恐竜と乗り物という事で、初代エスティマ(1990)のパンフレットをご覧ください。写真20
トリケラトプスがイメージキャラだったんですね!恐竜の解説まで書かれています。
当時のテレビCMがYou Tubeで見れます。トリケラがモデルアニメーションで動きます。

田村博氏

田村 博 Hiroshi Tamura

ジャズピアニスト。1953年1月27日生まれ。
恐竜倶楽部草創期からのメンバー。恐竜グッズ収集家として知られる。東京、横浜のライブハウスを中心に活動中。
1996年に、ベースの金井英人のグループの一員としてネパールでコンサートを行った。「開運なんでも鑑定団」などテレビ番組や雑誌に度々登場。「婦人公論」2002年7/22号で糸井重里氏連載の「井戸端会議」で国立科学博物館研究室長・富田幸光氏と対談。千葉県市川市のタウン誌「月刊いちかわ」に、恐竜に関するエッセイを半年間連載。1998年の夏には群馬県と福島県の博物館の特別展にコレクションを提供。2000年夏には福井県「恐竜エキスポふくい2000」にコレクションを提供、サックス奏者、本多俊之とのデュオで、恐竜をテーマにしたコンサートを行った。

田村 博氏のオフィシャルサイトはこちら

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