新恐竜秘宝館

Vol.2 「CD・LPの恐竜ジャケット展覧会」前編

前回、羽毛ティラノサウルスの例として「レベッカ」の「ブロンドサウルス」のCDジャケットを取り上げたところ、恐竜倶楽部仲間から「さすがだ!」と、コレクションの守備範囲の広さ(?)を褒められたのに気をよくして、今回と次回の2回に分けて、CDやLP、シングル盤レコードなどのジャケットに登場した恐竜たちを紹介したいと思います。内容は恐竜とは関係無いものが多いです。インパクトを狙って、ジャケットに恐竜を使ったのでしょうか。

それでは「恐竜ジャケット展」。第一回は邦楽編です。

7-2_1.jpg

2-1_2.png 写真1 「最強」RCサクセション(1985)
あの名曲「♪こんな夜におまえに乗れないなんて~」が入っています。恐竜の歌はありませんが、最強=ティラノはわかりやすい!

写真2 交響組曲「恐竜」

2-3_4.png 写真3 「恐竜二億年」いずれも70年代後半、円谷プロの製作。 
前者はティラノサウルスの一生を描いた組曲。後者は効果音で構成。

写真4 「Flying Easy」上田力とパワーステーション(1980)
当時のトップフュージョン奏者17人による録音。我が恐竜仲間の本多俊之さんをはじめ、何人か知り合いが加わっています。プテラノドンはNY自然史のもの。このジャケット、本多さんのアイデアか?

7-2_2.jpg

2-5_6.png 写真5 「大恐竜時代」ケーシー・ランキン(1979)
石森章太郎(当時はノが無かった!)原作の長編テレビアニメの主題歌。

写真6 「ディスコ・ザウルス」オリジナル・イースタン・ギャング(1978)
解説に「夏には大恐竜展が開かれ、怪獣ブームとなるかもしれない」とあります。あのタルボサウルスが初見参した「(ソ連科学アカデミーの)大恐竜展」の事です。当時のことを思い、ちょっとノスタルジーに浸ってしまいました。

2-7_8.png 写真7 「うれしいね、サッちゃん」(1985)作詞:糸井重里!
でも歌詞に恐竜は出てきません。残念。

写真8 「恐竜が街にやってきた」上条恒彦(1977)
テレビの子供番組「ひらけ!ポンキッキ」からの歌です。こちらは恐竜の名前を連呼しています。

2-9_10.png 写真9 「ネッシーとクッシー」田中星児(不明)
木彫りクッシーを探しに行った時の屈斜路湖土産です。 

写真10 「タイムマシンにおねがい」TOPS (1988)

2-11.png 写真11 「ワンモア・ナイト他」小柴大造&エレファント(1980)
なんと5枚のシングル盤を同時発売。それぞれのジャケットを重ねるとパノラマ写真になる恐竜は、映画「パリ・テキサス」にも登場した、ドライブインのブロントサウルスです。

7-2_3.jpg

2-12_13.png 写真12 「DAY DREAM本多俊之(1986)
本多さんのリーダーアルバム。内容は恐竜と無関係にもかかわらずこの強引な図柄、しかもイラストではなく、立派なレリーフ(実物を拝見したことがある)を撮影したもの。アッパレです。

写真13 「PLATINUM」カシオペア(1992)
日本を代表するフュージョンバンドのアルバムにもかかわらず、写真集「恐竜の時代」(1984)の表紙をそのまま流用しているのには拍子抜け。

2-14_15.png 写真14 「UMBRA」ブンブンサテライツ(2001)
アロサウルスとステゴサウルスのすばらしい骨格写真がブックレットの随所に!

写真15 「From Still To The Birth」3デシリットル(1987)

2-16_17.png 写真16 「星と恐竜」place called space (2003)

写真17 「PUZZLE Of EPOCHヴォリュームディーラーズ(1994)
この3枚はインディーズ物の様です。特に⑰は、パンゲア分裂のイラストやアーケロンの骨格写真などもあり、お仲間の臭いがします。

7-2_4.jpg

2-18_19.png 写真18・19見てのとおりの内容で、読み物や恐竜図鑑などの冊子とセットになっています。ソノシートとは、今は絶滅してしまったペラペラのレコード盤ですが、詳しくはこちらを

7-2_5.jpg

2-20_21.png 写真20 「王菲唱遊」フェイ・ウォン(1998)
香港の歌姫のアルバム。よくよく見ると竜脚類がうようよ。

写真21 「DINOSAURUS」FARIZ S.A バリ島土産のカセットテープ。

以上で邦楽編はおしまい。次回はさらにヴォリュームアップした洋楽編に加え、恐竜楽譜なども紹介します。
乞うご期待。

田村博氏

田村 博 Hiroshi Tamura

ジャズピアニスト。1953年1月27日生まれ。
恐竜倶楽部草創期からのメンバー。恐竜グッズ収集家として知られる。東京、横浜のライブハウスを中心に活動中。
1996年に、ベースの金井英人のグループの一員としてネパールでコンサートを行った。「開運なんでも鑑定団」などテレビ番組や雑誌に度々登場。「婦人公論」2002年7/22号で糸井重里氏連載の「井戸端会議」で国立科学博物館研究室長・富田幸光氏と対談。千葉県市川市のタウン誌「月刊いちかわ」に、恐竜に関するエッセイを半年間連載。1998年の夏には群馬県と福島県の博物館の特別展にコレクションを提供。2000年夏には福井県「恐竜エキスポふくい2000」にコレクションを提供、サックス奏者、本多俊之とのデュオで、恐竜をテーマにしたコンサートを行った。

田村 博氏のオフィシャルサイトはこちら

バックナンバー